【開催報告】7/22~23人工知能ワークショップ

7月22日~23日の日程で加賀市のゆのくに天祥にて「人工知能ワークショップ」を開催しました。人工知能研究会の方々と加賀市内の中高生がチームに分かれて「身近な課題を人工知能を使ってどうやって解決するか」をテーマにディスカッションしました。

初日は緊張していたのか、遠慮しているようなグループもありましたが2日目は打ち解けて積極的な議論が行われていました。各グループから様々な課題が挙がっており、その中には市内の過疎化や人口減少、観光客の減少や介護の課題を挙げる子もあり加賀市の直面している課題を若い子たちも意識していることに驚き、関心しました。

チームで取り上げた課題と解決策、それを実現する人工知能の学習方法などの議論した内容をポスターにまとめて、を中高生の皆さんが他のチームや審査員に向けて発表しました。
優秀賞は「毎朝気持ちよく起床したい」という課題から提案された「希望の朝」。良い睡眠をとり、気持ちよく起床できるような工夫がされており、人工知能が学習することでその人にあった眠り方や起き方を人工知能が提案してくれる、といったものでした。

最先端の技術者の方々と一緒に討論すること、グループの考えをまとめて資料化すること、他の人に説明すること、人工知能のデモンストレーションを見ること、これらの体験は貴重な体験になったと思います。今回のワークショップを通じて人工知能に興味をもった子が出てくることを期待します。

学生が作った成果資料は後日市内で掲示予定です。決まりましたらお知らせします。